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大根1本で作るべったら漬を作ってみようと思います。
でも、普通に作るんじゃ面白くないので、べったらを漬け込む甘酒をジャガイモで作ってみようと思います。
ジャガイモにはデンプンがたくさんあるので、糖化させたら甘くて美味しい甘酒ができるに違いありません。
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下漬
・大根、1本(約1kg)
・塩、大根の重量の5%(50g)
甘酒
A ジャガイモ(マッシュポテトにしたもの)、560g(6〜7個)
B 米麹、4カップ(560g)
本漬
A 甘酒
B 下漬した大根
※ 丈夫なポリ袋 |
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大根1本(約1kg)のヘタと尻尾を切って、皮を厚めにむき、漬けやすい適当な大きさに切って、大根の重さに対して5%の食塩(1kgの大根なら50gの食塩)と水1カップを加えて、一晩下漬をします。夏は冷蔵庫で保管したほうが良いですが、涼しいところにおいて置けば大丈夫です。 |
次にジャガイモの甘酒を作ります。
(普通の甘酒の場合、ジャガイモのかわりに、うるち米もしくはもち米3カップを炊いて作ります。)
1. ジャガイモは80℃くらいの暖かい状態にしておきます。
2. 米麹とジャガイモと水3カップを混ぜ合わせ、炊飯器の中に入れます。だいたい容積的には5合くらいになります。
3. 保温にし、ときどき焦げつかないようにかき混ぜます。
かき混ぜは、混ぜた時、30分後、1時間後、3時間後に行いました。だんだん米粒がつぶれていき、ツヤっとしてきました。
匂いも甘くってとっても美味しそうな匂いになってきました。
スイートポテトと甘酒を混ぜたような匂いです。
3時間経った時点で、このまま保温を切って炊飯器を明日まで置いておきます。 |
昨日炊飯器に入れておいた甘酒を見てみると、ツヤっツヤで甘くてすっごく美味しくなっています。(なめてみました。)
いもっぽい匂いもします。
お湯で2倍に薄めて飲んでみると、体の芯から温まったような気がしました。
味は、甘くて美味しい甘酒ですが、あと味がいもっぽい感じがします。
すごく美味しくて、皆さんに好評でした。
この美味しさ、他にはちょっと無いです。 |
いよいよべったら漬の漬け込みをします。
1. 下漬した大根は水を切っておきます。
2. ポリ袋に大根と甘酒を入れ、ポリ袋の口の空気を抜いてしばります。
涼しいところで3日くらい漬け込んだら食べ頃みたいです。
それ以降は冷蔵庫で保管します。
美味しく漬かるといいなぁ。 |
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★ 3日後 ★
先日漬けたべったら漬を取り出して食べてみます。
大根が漬けたときよりも大分縮んで、甘酒床の中でプカプカ浮いています。
食べてみると見かけよりも漬かりは浅いようで、市販のべったら漬よりはかなり浅漬けという感じがします。
生の大根が想像できる味です。
でも、甘味は控えめで、甘酒の風味はしっかり染み込んでいて美味しいです。
自然の甘味って感じで、優しいです。
実は私、デザートじゃないのに甘い食べ物って苦手で、べったら漬もちょっと苦手の部類だったんですが、こんな優しい甘さなら食べられそうです。
もう少ししっかり大根に味が染み込むまで、冷蔵庫で漬け込んでおこうと思います。
★ 1週間後 ★
先週漬けたべったら漬ですが、1週間漬けておいたら、少し黄色っぽくなっていました。
見た感じ、すごく良く漬かっていそうです。
大根も透明っぽくなっています。
食べてみると、甘味はあまりありません。
酸味が大分出てきていて、サッパリとした甘酢漬か、すし漬のような味です。
パクパク食べられます。
べったら漬の味ではありませんが、美味しい麹漬でした。
やっぱり、べったら漬っぽくするためには、甘味をもっと増やさないとダメかな。
う〜〜ん、やっぱり難しい。
評価:★★★ |
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