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この前じゃがいもで甘酒が作れたんだから、カボチャでも作れないかと思い、こりずに挑戦してみます。
この前は、大根が少し生っぽかったので、よーく下漬したものを漬けようと思います。
大根は半分だけ漬けます。
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下漬
・大根、半分(約500g)
・塩 1度目、20g
2度目、10g
甘酒
A 米麹、200g(1と1/2カップくらい)
B カボチャ、1/2個
● お湯(60℃くらいの)、2カップ
本漬
A カボチャ甘酒、1と1/2カップ(300cc)
B みりん、1/4カップ(50cc)
C 砂糖、1/4カップ
D 唐辛子、1本
E 刻み昆布、一つまみ |
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1. 大根半分(約500g)は、皮をむいて4つ割にします。
2. 下漬は2回に分けてします。1回目は食塩20g(大根の重量の6%の2/3)で4日間、2回目は食塩10g(大根の重量の6%の1/3)で2日間漬け込みます。今日は、1度目の下漬なので、ポリ袋に大根と食塩20gを入れて、空気を抜いて口をしばり、冷蔵庫で4日間漬け込みます。 |
一度目の下漬に続き、二度目の下漬に突入です。
下漬を二度するなんて、なんだか本格的な雰囲気だー!!
1. ポリ袋から大根を取り出し、水気を切ります。ポリ袋の中の漬け液は捨ててしまいます。
2. 二度目の下漬は、10gの食塩で冷蔵庫に入れて2日間つけます。一度目の下漬と同じく、ポリ袋に大根と分量の食塩を入れて、空気を抜いて口をしばります。
※ ポリ袋は(破れてなかったので)一度目の下漬のものと同じものを使いました。もったいないですもんね。モットーは「地球に優しく、私に美味しく」かな? |
今日はいよいよべったら本漬です。
2度下漬をした大根は、少し塩分が高いだろうと思われるので、塩抜きします。
1. 下漬していた大根を取り出して洗い、ボールにたっぷりの水を張って大根を浸します。このまま1〜2時間おいておきます。
2. ザルにキッチンペーパーをひいて大根を並べ、風通しの良いところで半日大根を干します。
※ ザルはなるべく底の面積が広く、平たいものが干しやすいです。梅干を干すザル(えびら)があればベストです。 |
大根を干しているすきに、甘酒を造ります。
1. カボチャは種を取って電子レンジで少し加熱します。(カボチャはかたいので、こうすることによって処理しやすくなります。)次に小さめに切って、中までよく火がとおるように加熱します。
2. やわらかくなったら、皮の緑色の部分は取り除いて、中のオレンジ色の部分だけをボールに入れて、すりこ木などでペースト状にします。
3. 炊飯器に米麹、カボチャ、お湯を入れて、保温にします。炊飯器のふたは半開きにしておきます。(温度の上がりすぎを防ぐため。)そして、ときどきかき混ぜながら5時間待ちます。
「美味しくな〜れ、美味しくな〜れ」と念仏を唱えながらかき混ぜました。
頑張って働け!麹の酵素ちゃん!! |
4. 炊飯器で保温してから5時間後、甘酒の完成です。
甘酒はドロッと濃い目だったので、2倍くらいに薄めて飲みました。
甘くて美味しいんですが、微妙にカボチャです。
カボチャっぽい、青っぽいような匂いが残っています。
口当たりも、カボチャの煮物を食べたときの後みたいな感じがします。
美味しいんだけど、何か今ひとつといったところでした。
ジャガイモの甘酒のときのほうが甘味が強かった気がします。
案の定、皆さんの評価も微妙でした。
でも!!
いいのです!!
カボチャは甘酒で飲むのが目的ではありませんから!!
要はべったらがうまく漬かればよいのです!! |
1. ボールに上記の材料を入れて、かき混ぜます。
2. 干していた大根をポリ袋の中に入れて、1.を加えます。
3. 5〜7日間冷蔵庫で漬け込みます。
とっても鮮やかな黄色です。
うまく漬かるといいな。 |
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先週漬けたカボチャのべったら漬を取り出してみました。
大根にはカボチャの黄色がほんのり移っただけで、ほとんど大根は白のままでした。
味はといいますと、とっても美味しいです。
甘味は控えめでさわやかだし、大根はよく漬かっているし。
ただ、カボチャを嫌いな人が食べたときは、「うえ、カボチャだ」って言っていました。
なにはともあれ、美味しいべったらが出来上がったので、満足です!!
評価:★★★★★ |
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